カリウムには、ナトリウムと一緒に働いて、体の水分のバランスを保つ、血圧を下げるのを助ける、利尿作用がある、心臓の規則的な鼓動を保つ、疲労感・脱力感をふせぐ、エネルギーを作るのを助けるといった作用があります。カリウムには細胞内にたまってるナトリウムを腎臓から尿中に追い出す作用があるので、積極的に摂取することが高血圧対策にもなります。欠乏症状としては、筋力が低下し、筋無力症や麻痺状態になる。腸が麻痺して腸閉塞症になり、膀胱が麻痺して拡張する。知覚が鈍くなり、反射が低下する。等があげられます。所要量は成人で2000mgです。含有食品は柿、スイカ、柑橘類、トマト、バナナ、海藻類、いわし、大豆、ほうれん草、さつまいも、アボガドなどです。カリウム摂取の注意点 @人工的な錠剤などでの摂取は失われやすいので、野菜などから摂る A調理によって失われやすい B煮込む・ゆでるなどの時は、できれば汁も食べる C腎不全の人は高血圧でも、むしろカリウム摂取は控える
[メニューに戻る]
栄養TOP