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妊娠中 |
- 妊娠中は、口の中が酸性に傾きやすいのでブクブクうがいを1日に何回もしてください。
- つわりの時期を過ぎて、食事の回数が増えると口の中がいつも汚れている状態になりますので、常に歯磨きをする習慣をつけてください。
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乳児 |
- 赤ちゃんの口の中には最初から虫歯菌があるわけではありません。親の口や手、スプーンなどから虫歯菌が入ってきます。虫歯菌を出来るだけ入れないように、入ってもあまり繁殖させないようにすることがこの時期大切です。虫歯菌は生後19ヶ月から27ヶ月の間に最も多いといわれています。
- ガーゼ歯磨きをするための準備として清潔な手で口の中を触って、赤ちゃんを馴らしておきます。
- 歯がはえてきてからは、1日1回ガーゼ歯磨きをやります。ガーゼ歯磨きでは指にぬれたガーゼを巻いて歯の汚れを拭き取るようにします。
- 甘い物は直接虫歯の原因となりますので、なるべく与えないようにしましょう。スポーツドリンクや乳酸飲料などにも糖分がかなり含まれています。気をつけてください。
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幼児 |
- 哺乳瓶に他の離乳食の糖分が付着していると、母乳だけでも前歯の虫歯の原因になりますので注意しましょう。
- おやつをいつも食べていると、口の中が常に汚れた状態になります。その度に歯を磨くことも大変でしょうし、肥満防止のためもあって、1日2回までと回数を決めてしまいましょう。
- 1歳から歯ブラシでの歯磨きを始めましょう。小学校に入るくらいまでは1日1回大人が仕上げ磨きしましょう。
- 飴の存在を教えないようにしましょう。飴は虫歯を誘います。
- 3歳くらいになればおやつは1日1回と決めて、時間も15分位に区切りましょう。だらだらと食べていることも虫歯予防の大敵です。
- 3歳くらいからは寝る前の仕上げ磨きを習慣にしましょう。
- 5歳くらいから歯磨きが自分で上手に出来るように練習させましょう。このころから永久歯がはえてきます(奥歯の後ろ)。
- この奥歯の後ろの6歳臼歯は、大人の歯並びの中心になるとても大切な歯です。必ず大人が仕上げ磨きしましょう。
- 生えたばかりの歯は石灰化が完成されておらず、虫歯になりやすくなっています。しかもこの6歳臼歯は一番奥で溝の深い複雑な歯なので、磨き不足になりがちです。そのために6歳臼歯は虫歯になりやすいので、大人がいっそうの注意を払う必要があります。
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